iPad Air(第3世代)レビュー:ゲーム用におすすめできるしコスパも良いです

2019年3月、Appleから「iPad Air(第3世代)」が発売されました(以下iPad Air3)。

[itemlink post_id=”4380″]

Air3は2014年発売の、iPad Air2から大幅にパワーアップしたタブレットでゲーム用にもおすすめなタブレットです。

俺は、19年5月からiPad Air3を購入して1年経ちましたが、今の所不満なく使えています。

せっかくなので、iPad Air3でどのぐらいゲームを快適にできるのかを徹底的に検証していきます。

Menu

ゲーム性能テスト

バンドリ! ガールズバンドパーティ!(ガルパ)

検証環境

検証設定
  • MVモード
  • 高画質設定
  • カットイン・エフェクトON
  • 軽量設定無し
  • 検証曲:EXPOSE ‘Burn out!!!’

検証結果

検証の結果としては、不満なく快適にプレイできました。

MVモードでも、ラグや無反応がなくしっかりとプレイできます。

iPadなので当然ですが、音ズレも感じないし精度を取ることも出来ます。

完全に偶然ですが、筆者はiPad Air2の頃は最高でもグレ10台だったのがからAir3に変えて2ヶ月ちょいでEXのAPを取れました。

普段プレイはもちろん、MVプレイ、観賞用としてもきちんと使える端末です。

プレイ動画

アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)

検証設定
  • 3Dリッチ
  • 高画質設定
  • エフェクトON・カットインOFF
  • 検証曲:Gossip Club

検証結果

デレステもガルパ同様、快適に動作します。

特に、デレステは3Dリッチでのプレイだと要求スペックがかなり高くなり、スマホゲームでも重いゲームの部類に入ります。

そんなデレステの3Dリッチも、Air3ならしっかりプレイできて安心です。

デレステの3Dリッチが快適に動くだけで、他のゲームに対しての信頼度も高まります。

プレイ動画

Arcaea(アーケア)

アーケアは、MVありのアイドル系音ゲーに比べると要求スペックは低いです。

ただ、無印PUREと呼ばれる判定を取るためには高fpsと安定した動作が必要になるため、音ゲーの検証にはもってこいなので採用しています。

検証曲は「Lost Celebration 」です。

検証結果

これといったラグもなく快適にプレイできました。

これに関しては、ガルパやデレステをプレイできるので当然ではありますが。

無印PUREは90%ぐらい取れていることになりますが、60fpsだとかなり厳しいためArcaeaだとiPad Proのほうが満足にプレイできそうですね(まあ、筆者が下手なだけですが…)。

プレイ動画

準備中…

PUBG MOBILE

検証設定
  • 画質:HDR
  • フレームレート:ウルトラ
  • アンチエイリアスON
  • FPSの自動調整OFF

勝ちに行く設定なら「スムーズ・極限」なんだけど、検証するためにこの設定でプレイします。

検証結果

HDRでのプレイになりましたが、ラグやカクつきもなく快適にプレイできました。

PUBGモバイルは、FPSゲームの中では重いゲームというわけではありませんが、HDRで快適に動くのは十分ゲーム性能のある端末だということになります。

また、10.5インチなので敵が発見しやすいのも大きなメリットですね。

プレイ動画

自分の動画ではないけど、上手い人の動画を載せました。

荒野行動

検証設定
  • 画質:HD
  • ドローディスタンス:最高
  • フレームレート:60fps

検証結果

荒野行動は余裕でサクサク動きました。

要求スペックがPUBGモバイルよりも低い為当たり前ではありますが、荒野行動を遊ぶならiPad Air3は全く問題ないです。

画面も10.5インチあるので、索敵などでもかなり有利なになると思います。

プレイ動画

自分の動画ではないけど、上手い人の動画を載せました。

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS (スクスタ)

スクスタはMVモードでのプレイだと結構なスペックを要求されます。

デレステの3Dリッチや、ガルパのMVモードでもサクサク動いたiPad Air3ではスクスタも快適に動きます。

当然、音ズレやラグもないのでしっかりとワンダフルを取ることが出来ます。

プリンセスコネクト!Re:Dive(プリコネR)

他の3Dゲーが動いて、このゲームが動かないということはないと思いますが、人気ゲームなので一応検証。

もちろん、カクつきもなくしっかり動きます。

俺自身は、プリコネはPCでやるのでiPadではあまりやらないけど、思いの外しっかり動いて良いです。

スペック

iPad Air3だけだとどんな性能なのかわかりにくいと思うので、iPad Air2、iPad Pro(第3世代)12.9インチと比較してみます。

全体的なスペックはこんな感じ。

iPad Air2iPad Air3iPad Pro 11(2019)
チップ(SoC)A8XA12 BionicA12X Bionic
ストレージ16GB,64GB,128GB 64GB,256GB64GB,256GB,512GB,1TB
ディスプレイサイズ9.7インチ
2,048×1,536px
10.5インチ
2,224×1,668
11インチ
2,388×1,668px
サイズ(mm)240×169.5×6.1250.6×174.1×6.1247.6×178.5×5.9
重量(g)437456468
カメラ800万画素800万画素1200万画素
フロントカメラ120万画素700万画素700万画素
Apple Pencil対応していない第1世代対応第2世代対応
キーボードBluetooth KeyboardSmart KeyboardMagic Keyboard
Smart Keyboard Folio
RAM(メモリ)約2GB約3GB約4GB(1TBのみ6GB)
Geekbench(Ver 5)マルチ:1050
シングル:400
マルチ:2700
シングル:1100
マルチ:4600
シングル:1100

ざっと比較するとこんな感じでしょうか。具体的なスペックはここにのっています。

iPad Air – 仕様 – Apple(日本)

SDM855と互角以上の性能

Air3が、大体のゲームで快適に遊べるのはわかりましたが、具体的にどのぐらい高性能なのかを見ていきます。

試しに、「AnTuTuベンチマーク(V8.3.3)」で性能を調べました。

結果は47万点と、トップクラスの性能です。

あんつつの性能だけ見ると、iPhone11よりも若干劣り、大体のSnapdragon855(SDM855)搭載機種よりは高性能といった感じです。

SDM855は

  • Galaxy S10
  • ZenFone 6
  • Xperia 1
  • etc…

といった高性能機種に搭載されていますが、Air3はこれらと同等以上の性能です。

さすがに、A12Xと比較するとかなり劣るけど、6万円でこの性能は普通にすごいです。

Smart KeyboardとApple Pencil(第1世代)にも対応している

あまりゲームと関係ないけど、Air3はSmart KeyboardとApple Pencil(第1世代)に対応しています。

まあ、iPad10.2インチや大体のiPad Proは対応しているので、逆についていないと驚きだけど。。。

実は、iPad mini5はSmart Keyboardに対応していません(Apple Pencilには対応している)。

クリエイティブや仕事、勉強に使いたい人には地味に嬉しい機能です。

外観

デザインは、安定のiPadデザインと言った感じです。

10.5インチなのもあって、Pro10.5インチとほとんど同じです。

iPad Pro第3世代だとデザインが結構変わるんですが、なんだかんだこの見慣れたデザインが安心するデザインでもあります。

Air3のメリット・デメリット

メリット

メリット
  • 高性能チップでほとんどのゲームを快適に遊べる
  • Pro10.5インチと比較できるコスパの良さ
  • クリエイティブとしてもある程度使える

ゲーム性能は、A12チップを使っているので使いやすいです。

ゲーム検証を見ればわかるけど、音ゲーやFPSではラグもなく正確なプレイができました。

Pro10.5インチと同程度の値段はするけど、現状120fps対応のゲームが少ないのでA10Xよりも高性能なA12のほうがある程度パフォーマンスには優れています。

長く使うことも考えれば、Air3はPro10.5インチと同じ値段でも十分選択肢に入りますね。

Pro(第3世代)と比べると、中途半端感はありますが、Pro(第3世代)がまずかなり高いです。

コスパ面を考えると、それなりに器用にこなせるAir3は結構おすすめできます。

デメリット

デメリット
  • 同程度の性能のmini5のほうがコスパは良い
  • 値段的にはもう一声ほしい性能

残念なのは、mini5のほうがコスパは圧倒的に高いところ。

あっちは同じ性能なのに、5万円で購入できます(Air3は6万円なので1万円低い)。

厳密には、Smart Keyboard対応やRAM(キャッシュメモリ)で差はあるけど、絶対に1万円ほどの差はないです。

ゲーム性能だけなら、mini5で事足りてしまいます。

そして、Air3の性能がチップ以外Pro10.5インチの劣化になるのも残念な点です。

Air3の特徴が、チップ以外にも欲しかったです。

まとめ

色々書いたけど、俺は買ってよかったと思っています。少なくても、これでゲーム面では不自由することがないのは嬉しい。

意外と、Air3に替えると今まで以上にブログの記事が書きやすくなったりして、地味に嬉しいです。

Pro(第3世代)は高いけど、良いスペックでゲームをしたいという人はiPad Air3も視野にいれるのもいいでしょう。

[itemlink post_id=”4380″]

Menu