冬の北海道靴おすすめ12選|スノーブーツの選び方と失敗しないコツ

北海道の冬は、観光でも通勤でも足元の対策が欠かせません。
雪や氷に覆われた道では、普通のスニーカーやブーツでは滑ったり、冷えたり、浸水したりとトラブルが絶えません。
この記事では、北海道の冬に最適な靴を選ぶポイントと、地元でも評判の高いおすすめスノーブーツを紹介します。
防寒性や防水性はもちろん、滑りにくさ・快適さ・見た目のバランスも重視。
旅行前にどんな靴を用意すべきか悩んでいる方、移住を控えている方にも役立つ内容です。
北海道の冬で求められる靴の特徴
北海道の冬は、単なる寒さではなく「滑る」「濡れる」「冷える」の三重苦です。
気温がマイナス10℃を下回る地域も多く、昼間でも凍結路面が残ることがあります。
そのため、靴には次のような性能が求められます。
- 防水・撥水性:解けた雪や水たまりから足を守る
- 防寒性:断熱素材や中綿で足先の冷えを防ぐ
- 防滑性:ガラス繊維配合ソールやスパイクで氷上の転倒を防止
- 足首の高さ:雪の侵入を防ぐには、くるぶし以上の丈が安心
- 履き心地・軽量性:長時間歩いても疲れにくい設計
これらを備えたスノーブーツが、冬の北海道では「必須アイテム」と言えます。
靴を選ぶときのポイント
冬用ブーツと一口にいっても、選び方を間違えると快適性が大きく変わります。
目的や環境に合わせて、次のポイントを意識して選びましょう。
価格帯とコスパのバランス
1万円未満のモデルは軽量で気軽に履けますが、防寒力や耐久性は控えめです。
2万円前後のモデルになると、断熱素材や滑り止め性能がしっかりしており、長期使用にも向いています。
本格的な雪かきや通勤で使うなら、2〜3万円クラスが安心です。
ソール性能
凍った路面で一番大切なのはソールのグリップ力。
ガラス繊維入りやスパイク付きソールなら、氷の上でも安定して歩けます。
街歩き中心なら柔らかいゴムソールでも十分ですが、凍結地域を歩くなら滑り止め構造は必須です。
防寒素材
ブーツ内に「シンサレート」や「プリマロフト」などの中綿素材を使用しているモデルは、足全体を保温します。
裏地にフリースやボアを採用したものも人気です。
用途で選ぶ
用途 | 重視ポイント |
---|---|
観光・旅行 | デザインと軽さを重視 |
通勤・街歩き | ビジネス寄りの見た目+滑り止め付き |
雪かき・屋外作業 | 防水・防滑・耐久性を最優先 |
長距離移動や運転 | 軽量で柔軟なソールが快適 |
観光では長時間歩くため、軽くて履き心地の良いブーツが便利です。
撥水性を備えた軽量モデルなら、雪道でも快適に動けます。デザイン性の高いスニーカータイプも旅行者に人気です。
都市部での通勤には、革靴風のスマートな見た目と滑りにくいソールを両立した靴が最適です。
防水性を確保しつつ、歩道の凍結対策としてガラス繊維入りソールを選ぶと安心です。
雪かきなどの屋外作業には、完全防水仕様で厚底のブーツが欠かせません。
氷点下でも硬化しにくいソールと裏ボア構造があるタイプなら、長時間の作業も快適にこなせます。
運転や移動の多い人は、柔らかく屈曲性のある軽量ソールを選びましょう。
脱ぎ履きがしやすいミドルカットタイプや、通気性のある素材なら快適性が長く続きます。
北海道の冬におすすめの靴12選
ここでは、地元ユーザーの評価が高く、実際の使用環境にも耐えうるモデルを中心に紹介します。
それぞれの特徴やおすすめポイントをまとめました。
第一ゴム フィールドブーツ #1308
- 価格目安:27,000円前後
- 特徴:北海道の老舗メーカーによる純国産の防寒長靴。しっかりした厚底ゴムに裏ボアを備え、雪かきにも耐えるタフさが魅力。
- 向く人:除雪や通勤など、長時間の屋外活動が多い人
頑丈さと防水性で、道民の定番として根強い人気を誇ります。
Hi-Tec Hokkaido Waterproof Mid

- 価格目安:25,000円前後
- 特徴:軽量で履きやすいミッドカットタイプ。全面防水設計で、観光地の雪道でも安心。
- 向く人:街歩きや軽いアウトドア中心の人
機能性と見た目のバランスがよく、旅行者からの評価も高い一足です。
THE NORTH FACE ヌプシ ブーティ

- 価格目安:20,000円前後
- 特徴:中綿に高性能断熱素材を使用し、保温性抜群。ソールには高グリップ素材を採用。
- 向く人:ファッション性と機能性の両立を重視する人
街中でもアウトドアでも使える万能ブーツです。
Columbia サップランド チャッカ WP Omni-Heat

- 価格目安:19,000円前後
- 特徴:防水メンブレン+Omni-Heat仕様で雪解け水にも強い。
- 向く人:観光や普段履きに使いたい人
見た目はカジュアルでも、内部は本格的な防寒設計です。
KEEN フッドロメオ
- 価格目安:22,000円前後
- 特徴:脱ぎ履きがしやすいスリップオン設計。防水レザーとグリップソールを備える。
- 向く人:車移動が多く、着脱のしやすさを求める人
防寒性と利便性を両立したモデルとして人気があります。
Sorel カリブー
- 価格目安:30,000円前後
- 特徴:北米の雪国でも定番。分厚いインナーブーツと高い防水構造で、極寒地に対応。
- 向く人:氷点下10℃以下の地域で活動する人
機能性重視派にぴったりの本格派モデルです。
第一ゴム スペリオール ブーツ
- 価格目安:24,000円前後
- 特徴:札幌の靴職人が手掛ける純日本製。滑り止め性能と耐久性が高く、通勤用にも最適。
- 向く人:雪国に長期滞在する人
上質な作りと高い実用性で、地元ファンも多いモデルです。
MOONSTAR ALWEATHER C

- 価格目安:15,000円前後
- 特徴:キャンバス素材+ラバー構造。防水性と軽快さを両立。
- 向く人:軽量でデザイン性を求める人
街歩きや旅行にちょうどよい、万能スニーカーブーツです。
ミズノ ブレスサーモ スノートレッキングブーツ
- 価格目安:17,000円前後
- 特徴:吸湿発熱素材「ブレスサーモ」を採用。内部の蒸れを抑え、暖かさをキープ。
- 向く人:長時間の外歩きや通勤に向く
運動靴メーカーらしい履き心地の良さが魅力です。
レディース 防水防滑ブーツ

- 価格目安:3,000〜4,000円前後
- 特徴:軽量で撥水加工あり。裏ボア付きで足元を暖かく保つ。
- 向く人:短期旅行や観光メインの女性
低価格ながらデザインも豊富で、旅行用サブ靴として人気です。
Nike スノーブーツ Haysk
- 価格目安:9,000円前後
- 特徴:スポーティな見た目に防水性能を組み合わせたカジュアルモデル。
- 向く人:普段履きと兼用したい若年層
ファッション性が高く、街中でも違和感がありません。
主要モデル比較表
名称 | 価格目安 | 防水性 | 滑り止め性能 | 対応温度帯 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
第一ゴム フィールドブーツ #1308 | 約27,000円 | ◎ | ◎ | -20℃程度 | 国産・防寒長靴の定番 |
Hi-Tec Hokkaido Mid | 約25,000円 | ◎ | ○ | -15℃ | 軽量で観光向け |
THE NORTH FACE ヌプシ | 約20,000円 | ○ | ◎ | -20℃ | 保温素材+グリップ性能 |
Columbia サップランド | 約19,000円 | ◎ | ○ | -15℃ | デザイン性高く街歩き向け |
KEEN フッドロメオ | 約22,000円 | ◎ | ○ | -10℃ | 着脱しやすい設計 |
Sorel カリブー | 約30,000円 | ◎ | ◎ | -30℃ | 本格防寒モデル |
北海道靴店オリジナル | 約9,000円 | ◎ | ◎ | -20℃ | スパイク付きの安心構造 |
ミズノ ブレスサーモ | 約17,000円 | ○ | ○ | -15℃ | 発熱素材採用で暖かい |
冬靴の使い方とメンテナンスのコツ
- 厚手の靴下とインナーソールを併用すると、保温力が大幅に向上します。
- 雪が靴口から入らないよう、裾をブーツインするのが基本です。
- 使用後は水分を拭き取り、風通しの良い場所で陰干し。
- 防水スプレーは定期的にかけ直すと寿命が延びます。
- ソールの溝が浅くなったら、滑り止め性能が落ちるため早めの交換を。
よくある質問
Q. 北海道旅行で普通のスニーカーでも大丈夫ですか?
A. 一部地域では可能ですが、凍結路では非常に危険です。防滑ソール付きスノーブーツを選びましょう。
Q. ピンスパイク付きの靴は必要ですか?
A. 札幌中心部では必須ではありませんが、地方や坂道の多い地域では安全面からおすすめです。
Q. サイズはどのように選ぶべき?
A. 厚手の靴下を履くことを前提に、普段より0.5〜1cm大きめを選ぶのが理想です。
Q. 通勤に使えるデザインはありますか?
A. ColumbiaやKEENなどのチャッカ型モデルなら、ビジネススタイルにも馴染みます。
Q. いつごろ購入すべき?
A. 北海道では11月上旬には雪が降り始めるため、10月中に用意すると安心です。
まとめ
北海道の冬は、靴選び一つで快適さも安全性も大きく変わります。
防水性・防滑性・防寒性を兼ね備えたブーツを選べば、雪道でも安心して歩けます。
旅行や通勤、雪かきなど、目的に合わせて最適な一足を見つけましょう。
気になるモデルがあれば、寒さが本格化する前に準備を進めておくのがおすすめです。