北の国からの舞台をめぐる旅|富良野ロケ地ガイドと巡礼プラン
きたの
HOKKAIDO NOTE
北海道へ旅行や出張に行く際、最初に悩むのが「どの空港を使うか」という点です。
実は道内には十数か所の空港があり、利用する場所によって移動距離や滞在プランが大きく変わります。
札幌・函館・旭川といった主要都市から、女満別や中標津など地方の拠点まで、それぞれの空港には特色があります。
この記事では、利用者数や滑走路の規模、観光地へのアクセスを基準に、北海道内の空港をわかりやすく比較。
さらに、旅行スタイルに合わせた選び方や注意点も解説します。
道内にある主要空港はおおよそ12か所。規模や就航路線、設備などに違いがあります。
分類 | 主な空港 | 特徴 |
---|---|---|
大規模空港 | 新千歳空港 | 国内外の主要都市と結ばれた道内最大のハブ空港 |
地域拠点空港 | 函館・旭川・釧路・帯広 | 各エリアの観光やビジネス拠点として利用しやすい |
地方空港 | 女満別・中標津・稚内・紋別・利尻・奥尻 | 道東・離島エリアへのアクセスに便利 |
同じ北海道でも、空港によってアクセスのしやすさや混雑状況は大きく異なります。
目的地が札幌周辺であれば新千歳、道南方面なら函館、道北方面なら旭川や稚内が便利です。
空港の“規模”を判断する指標には、滑走路の長さや年間利用者数があります。
以下は代表的な空港の概要です。
空港名 | 滑走路長 | 利用者数(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|
新千歳空港 | 約3,000m(複数) | 約2,000万人 | 道内最大、国際線・国内線ともに充実 |
函館空港 | 約2,000m | 約150万人 | 道南観光に最適、市街地から近い |
旭川空港 | 約2,500m | 約80万人 | 美瑛・富良野観光の拠点 |
釧路空港 | 約2,500m | 約70万人 | 道東観光の中心空港 |
女満別空港 | 約2,500m | 約50万人 | 網走・知床方面への玄関口 |
このように、新千歳が圧倒的に規模が大きく、観光・ビジネスいずれにも対応しています。
一方で地方空港は、目的地が近いという利便性が最大の強みです。
旅行スタイル | 利用に適した空港 | 理由 |
---|---|---|
札幌・小樽など中心エリア | 新千歳空港 | 交通の便と施設の充実度が高い |
函館観光中心 | 函館空港 | 市街地から近く、夜景観光にも最適 |
富良野・美瑛・旭岳 | 旭川空港 | 自然観光のアクセスが良い |
釧路・阿寒・摩周湖 | 釧路空港 | 道東の自然観光エリアに直結 |
網走・知床方面 | 女満別空港 | 移動距離が短く、観光効率が高い |
最北端・離島観光 | 稚内空港・利尻空港 | 利尻・礼文島へのアクセス拠点 |
これらをうまく組み合わせることで、旅の満足度を大きく高めることができます。
空港選びは、旅の計画全体を左右する重要なポイントです。
拠点を重視するなら新千歳、エリア特化の旅行なら地方空港というように、目的に応じた選択が最適です。
移動時間・便数・設備・コストを総合的に比較して、自分に合った空港を選びましょう。
北海道は広大だからこそ、空港選びが旅の快適さを決める第一歩になります。