2泊3日で北海道を巡るおすすめのモデルコース:札幌・小樽・函館・車ありorなしを徹底解説

限られた休みでも北海道の魅力をしっかり体験したい――

そんな方に向けて、札幌・小樽・函館を巡る2泊3日の旅プランを、車あり・なしそれぞれのスタイルに分けて紹介します。

観光や食事を楽しみながら、無理のない行程で北海道の魅力を満喫できる現実的なプランを提案。

初めての北海道旅行でも安心して計画できるよう、費用や移動時間の目安もわかります。

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札幌観光の旅行費用

札幌を中心に2泊3日の旅行を計画する際、人数や目的によってかかる費用は変わります。

以下では、それぞれの目安を具体的に紹介します。

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一人旅の場合

項目費用目安
航空券(往復)約20,000〜30,000円
宿泊費(2泊)約15,000〜22,000円
食費約8,000〜12,000円
交通費約3,000〜6,000円
観光・体験費約4,000〜7,000円
合計約55,000〜75,000円前後

一人旅では、航空券と宿泊の選び方が費用を大きく左右します。

LCCを利用すれば航空券は2万円前後に抑えられ、ビジネスホテルの早割やカプセルホテルを利用することで宿泊費を節約できます。

食事は市場やラーメン横丁で地元グルメを味わいながらも、無理なく1万円以内に収まるのが一般的。

自由に動ける分、費用を自分好みにコントロールできるのが一人旅の魅力です。

カップル旅行の場合

項目費用目安(2人合計)
航空券(往復×2)約45,000〜60,000円
宿泊費(2泊)約26,000〜38,000円
食費約15,000〜22,000円
交通費約5,000〜8,000円
観光・体験費約6,000〜10,000円
合計約100,000〜130,000円前後

カップル旅行では、観光に加えて食事や宿の質を重視する傾向があります。

1日目は大通公園や時計台など市内を散策し、夜はすすきのでディナー。

2日目は小樽へ日帰りで行き、北一硝子やオルゴール堂などでゆったり観光するのが定番ルートです。

宿泊は夜景が見える高層ホテルや温泉付きホテルが人気。

楽天トラベルのカップル向けプランでは、朝食付き・レイトチェックアウト特典などが付く宿を選べます。

子連れ旅行の場合(大人2名+子ども1名)

項目費用目安(3人合計)
航空券(往復×3)約65,000〜85,000円
宿泊費(2泊)約35,000〜50,000円
食費約22,000〜30,000円
交通費約8,000〜12,000円
観光・体験費約10,000〜15,000円
合計約150,000〜190,000円前後

子連れ旅行は移動と宿泊の快適性が重要です。

ファミリールームのあるホテルや、キッズスペース・大浴場付きの宿泊施設を選ぶと安心。

札幌市内では「円山動物園」や「白い恋人パーク」など、子どもが楽しめる観光スポットも多く、天候に左右されにくいのも利点です。

2日目にJRで小樽まで足を延ばすと、親子で楽しめる体験施設も多く、思い出に残る旅になります。

旅行費用を抑えるならLCCやセットプランを活用しよう

2泊3日の札幌旅行をお得に楽しむ最大のポイントは、交通と宿泊をどれだけ効率よく手配できるかにあります。

航空券はLCC(格安航空会社)を活用することで、通常よりも1万円以上節約。

出発時間を柔軟に調整できる人は、平日便や朝夕発便を選ぶとさらにコストを抑えられます。

また、航空券とホテルを同時に予約できるセットプランを使うと、個別予約よりも割安になる傾向があります。予約や決済を一括で管理できるため、旅程の調整もスムーズです。

航空券の比較検索にはエアトリが便利です。

宿泊込みで予約したい場合は楽天トラベルのセットプランを利用すれば、宿泊地やグレードを選びながらポイント還元も受けられます。

車あり:札幌を拠点に観光+近郊ドライブ

札幌を拠点にレンタカーで巡る2泊3日の旅は、都市観光と自然探索をどちらも楽しめるのが特徴です。

ここでは、新千歳空港を出発点に札幌市内を中心とした1日目のスケジュールを、時間ごとに詳しく紹介します。

1日目:新千歳空港→札幌市内観光

午前|新千歳空港から札幌市内へ移動

新千歳空港に到着したら、まずはレンタカーを受け取ります。

空港にはトヨタ・ニッポン・オリックスなど主要各社が揃っており、じゃらんレンタカーで事前予約しておくと、空港からの送迎や貸出がスムーズに進みます。

空港から札幌までは道央自動車道を利用して約45分(約60km)。出発は午前9時台が理想的で、午前中に札幌へ到着すれば昼食前後の観光に余裕を持てます。

ルートの途中には「輪厚パーキングエリア」があり、トイレ休憩や軽食購入にも便利です。

冬季(12〜3月)は雪道運転となるため、ブレーキや加速は控えめに、時間にゆとりをもって移動しましょう。

札幌市内は信号が多く、中心部では一方通行の道路が多いため、カーナビやGoogleマップを活用したルート確認が重要です。

ホテルに荷物を預けてから観光に出かけると、駐車回数を減らせて効率的に回れます。

昼|札幌市内観光と昼食

市内に着いたら、まずは札幌の景観を一望できるスポットから観光を始めるのがおすすめです。

最初に訪れたいのは「大倉山展望台」。

ジャンプ競技場として有名な場所で、リフトで山頂に登ると札幌の街並みと石狩平野を一望できます。

観光スポット所要時間特徴
大倉山展望台約1時間展望リフトからの景色が圧巻。ジャンプ台ミュージアムも併設。
北海道庁旧本庁舎約30分赤れんがの歴史建築。観光写真に人気。
大通公園約40分季節の花やイルミネーションが楽しめる市民の憩いの場。
札幌時計台約20分札幌の象徴。入場料200円で内部見学可能。

このルートなら「大倉山展望台→中心部観光→昼食」という流れで、午前中から午後にかけて無理のない行動ができます。

展望台から中心部までは車で約20分。昼食は札幌駅または大通エリアで取りましょう。

おすすめの昼食スポット

  • 「えびそば一幻」:濃厚な海老スープが人気。行列ができる名店。
  • 「スープカレーGARAKU」:札幌発祥のスープカレー。スパイスが豊かで観光客にも評判。
  • 「札幌らーめん共和国」:複数の有名ラーメン店が集まるフードテーマパーク。

昼食後は、近くの「六花亭札幌本店」や「丸美珈琲店」でコーヒータイムを挟むのもおすすめ。

このタイミングで車はホテル駐車場に預けておくと、午後の観光や買い物を徒歩で快適に楽しめます。

札幌駅〜大通公園エリアは歩行者が多く、車での移動に時間がかかるため、一度駐車して徒歩で回る方が効率的です。

観光施設の多くは徒歩10分圏内にまとまっているため、ルートを決めておくとスムーズに行動できます。

夕方|ホテルチェックインと休憩

観光を終えたら、16時前後にホテルへチェックインしましょう。

運転と徒歩観光を続けると疲れが溜まるため、夕食前に1〜2時間の休憩を挟むと翌日の行程にも余裕が出ます。

宿泊場所は「札幌駅周辺」「大通公園エリア」「中島公園エリア」のいずれも便利ですが、観光重視なら大通・札幌駅付近、静かに過ごしたいなら中島公園周辺が快適です。

ホテル名特徴駐車場
札幌グランドホテル伝統ある老舗ホテル。駅・大通公園へのアクセス抜群。あり(1泊1,500円前後)
ホテルリソルトリニティ札幌大通公園正面。上層階に展望大浴場を併設。あり
ジャスマックプラザホテル天然温泉付きでスパ利用も可能。すすきの徒歩圏内。あり

宿泊時は翌日の天気を確認し、小樽方面へ行く場合は朝の出発時間を調整しておくと良いでしょう。

また、札幌市内はホテル駐車場の数が限られているため、事前に駐車確約プランを予約しておくと安心です。

夕方以降は市内中心部が混雑しやすいため、宿泊先に早めに戻って休憩を取るのが効率的。

チェックイン後はホテルラウンジで軽食を取ったり、大浴場でリラックスするなど、翌日に備えたリセット時間に使いましょう。

夜|すすきので北海道グルメと夜景

夜は札幌のグルメを代表する街・すすきのへ。

車はホテルに置いて徒歩または地下鉄で向かうのが安全です。

すすきのは北海道最大の歓楽街で、海鮮、ラーメン、ジンギスカンといった名物料理を一度に楽しめます。

おすすめディナー店

  • 「開陽亭 すすきの店」:毛ガニや活イカなど、旬の海鮮を堪能できる人気居酒屋。
  • 「成吉思汗だるま 本店」:地元民も通う老舗ジンギスカン専門店。香ばしい味噌ダレが特徴。
  • 「根室花まる JRタワーステラプレイス店」:回転寿司とは思えないネタの鮮度と品質。

食後は「ノルベサ観覧車」に乗って夜景を眺めたり、ライトアップされた大通公園を散策するのもおすすめです。

冬季には雪景色とネオンの組み合わせが美しく、写真映えも抜群です。

すすきのからホテルまで徒歩圏内であれば、ゆっくり夜の札幌を感じながら帰路につけます。

補足として、夜間は気温が急激に下がるため、特に秋〜冬は厚手のコートやマフラーが必須です。

地面が滑りやすい場所も多いため、滑りにくい靴を選ぶと安全に歩けます。

1日目の締めくくりとして、ホテルの大浴場や温泉で身体を温め、翌日の小樽ドライブに備えましょう。

2日目:札幌を拠点に観光+近郊ドライブ

2日目は札幌を拠点に、市内郊外や北広島・定山渓・モエレ沼公園といった自然・体験・買い物スポットを巡る日です。市街地を離れることで、1日目とは違う北海道らしい広々とした風景を味わえます。
ここでは、札幌市中心部を出発し、郊外観光から温泉やアウトレットショッピングまで楽しめる1日のモデルコースを紹介します。

午前|札幌中心部 → モエレ沼公園・さとらんど方面

朝は9時頃にホテルを出発。

まずは札幌市東区にある「モエレ沼公園」へ向かいます。

中心部から車で約30分。

彫刻家イサム・ノグチが設計した公園で、幾何学的な丘やガラスのピラミッドが特徴です。

朝の光を浴びながら散策すると、清々しい空気の中でアートと自然の融合を感じられます。

スポット名所要時間特徴
モエレ沼公園約1.5時間展望丘「モエレ山」や「ガラスのピラミッド」が見どころ。駐車無料。
サッポロさとらんど約1時間ファミリー向け体験型施設。乳製品づくりや動物ふれあい体験が可能。

モエレ沼公園の後は、隣接する「サッポロさとらんど」に立ち寄るのもおすすめです。

ここではソフトクリームやバターづくり体験、馬車乗り体験など、北海道らしいアクティビティを楽しめます。

道中は信号が少なく、直線的な道路が多いため、快適なドライブを楽しめます。

補足として、モエレ沼公園は敷地が非常に広いため、歩きやすい靴を用意しましょう。

夏場は帽子や飲み物の準備を忘れずに。

冬季は雪原散策やスノーシュー体験も可能です。

昼|ランチと北広島三井アウトレットパーク

モエレ沼から札幌中心部へ戻らずに、道央自動車道経由で北広島方面(約40分)へ向かいましょう。

目的地は「三井アウトレットパーク 札幌北広島」。

約180店舗が並ぶ大型ショッピングモールで、グルメやお土産も豊富です。

スポット名所要時間特徴
三井アウトレットパーク札幌北広島約2時間国内外ブランドが充実。レストランエリアも広くファミリー層に人気。

おすすめランチ:

  • 北海道ラーメン道場(館内):道内各地の有名ラーメン店が集結。
  • 森の庭(ビュッフェ):北海道産食材を中心とした自然派ランチ。
  • びっくりドンキー 北広島店(隣接):ドライブ途中の手軽な食事に最適。

ショッピングでは、アウトドアブランドや北海道限定商品が多く、旅行中のお土産選びにも便利です。

買い物を終えたら、次の目的地・定山渓方面へ移動します。

北広島方面は日中でも交通量が多いため、帰路の混雑を避けるには14〜15時台の出発が理想です。

夕方|定山渓温泉エリアで癒しの時間

北広島から定山渓までは車で約1時間半。

札幌中心部を経由して山間部へ向かうルートです。

途中の中山峠方面へ続く道路は景観がよく、道中に見える豊平川や紅葉の山並みが美しいドライブコースです。

スポット名所要時間特徴
定山渓温泉街約2〜3時間「足湯」「二見吊橋」「温泉街散策」など温泉街情緒が楽しめる。
定山源泉公園約30分無料で足湯が楽しめる人気スポット。
豊平峡温泉約1時間源泉かけ流しの天然温泉。カレーが名物。

定山渓では、日帰り温泉でも十分満足できます。

特に「豊平峡温泉」は天然温泉100%かけ流しで、食堂の「インド風カレー」も名物です。

宿泊を組み込む場合は、「定山渓ビューホテル」や「章月グランドホテル」など、日帰り入浴可能な施設も多く、旅の疲れを癒すには最適なエリアです。

山間部は気温が下がりやすいため、夕方以降は上着が必須です。運転時は鹿の飛び出しにも注意が必要です。

夜|札幌中心部へ戻り夕食・休息

温泉でリフレッシュしたら、札幌中心部へ戻ります(約1時間半)。

夕食はホテル周辺で軽めに済ませるのがおすすめです。

長距離移動の後は、消化に良い料理や地元食材を使ったメニューを選ぶと良いでしょう。

おすすめの夕食スポット(札幌市中心部)

  • 「海味 はちきょう」:豪快なイクラ丼「つっこ飯」で有名。
  • 「すし善 本店」:地元食材を使った本格寿司。落ち着いた雰囲気。
  • 「串鳥 札幌駅前店」:地元民にも人気の焼き鳥チェーン。手頃で美味。

2日目は移動距離が長いため、夜の予定は無理をせずホテルでゆっくり過ごすのがおすすめです。

ホテルの温泉やスパがある場合は、1日の締めくくりとして利用すると疲労回復にも効果的です。

3日目:札幌→新千歳空港

午前|札幌中心部 → 恵庭・北広島方面へ

朝は8時半〜9時頃にホテルをチェックアウト。

新千歳空港までは車で約1時間半の距離ですが、途中で観光や買い物を挟むとちょうど良い時間配分になります。

まずは札幌から南東方向へ向かい、恵庭エリアを経由してドライブを楽しみましょう。

スポット名所要時間特徴
道と川の駅 花ロードえにわ約30分地元野菜やパン、ジェラートが人気。ドライブ休憩に最適。
恵庭渓谷約1時間「白扇の滝」「ラルマナイの滝」など3つの滝が点在する自然景勝地。
えこりん村約1時間羊の放牧やガーデンが楽しめる体験型観光施設。ファミリーにも人気。

朝は「道と川の駅 花ロードえにわ」で軽食を取りつつ、北海道らしい田園風景の中をドライブ。

そこから車で約15分の「恵庭渓谷」では、短いハイキングコースで滝や紅葉(秋)を楽しめます。

また、動物や自然が好きな人には「えこりん村」もおすすめ。羊の放牧、野菜の直売所、カフェが揃い、のんびり過ごせます。

恵庭エリアは信号が少なく走りやすいルートが多いですが、滝周辺は道が細くなるため運転には注意が必要です。

早めに札幌を出発すると、混雑を避けてゆったり観光できます。

昼|北広島・恵庭ランチとショッピング

午前中の自然観光を終えたら、昼は北広島市内または恵庭市街地でランチ休憩。

地元食材を使ったカフェやレストランが点在しており、空港への移動前にちょうど良い立地です。

店名エリア主なメニュー特徴
森のレストラン Ten-Man(恵庭)恵庭市郊外スープカレー・チーズリゾット森に囲まれた静かなカフェ。女性客に人気。
ファームレストラン あぜ道より道(北広島)長沼・北広島間ハンバーグ・オムライス地元野菜を使った家庭的ランチが魅力。
三井アウトレットパーク内「北海道ロコ」北広島海鮮丼・ジンギスカン空港へ向かう途中でショッピングと食事を一度に楽しめる。

時間に余裕がある場合は、三井アウトレットパーク札幌北広島に立ち寄って買い物もおすすめです。

観光後の休憩としても最適で、館内には道産食材を扱うフードコートや土産店も多く、最終日の買い物スポットとして便利です。

北広島エリアは週末混雑しやすいため、14時台には出発できるよう時間を調整しましょう。

早めに移動すれば、空港までの道のりもスムーズです。

午後|空港までの途中で立ち寄れる観光・体験

北広島から新千歳空港までは約40分。途中の千歳市郊外エリアには、短時間で立ち寄れる人気スポットが複数あります。

スポット名所要時間特徴
サーモンパーク千歳(道の駅)約1時間サケの遡上を観察できる「千歳水族館」併設。食事処もあり。
千歳アウトレットモール・レラ約1.5時間空港から車10分。ファッション・雑貨・北海道グルメが揃う。
千歳ワイナリー約30分北海道産ブドウを使った地元ワインの試飲・購入が可能。

千歳エリアでは、「サーモンパーク千歳」でサケの生態展示や水族館見学を楽しみつつ、地元グルメ(サケ丼やラーメン)で軽食を取るのが人気。

最後に「千歳アウトレットモール・レラ」でお土産やファッションを購入すれば、空港での待ち時間を減らして効率的です。

千歳市内の交通量は夕方に増えるため、空港出発の2時間前にはレンタカーを返却できるようにスケジュールを組みましょう。

レンタカー会社は空港周辺に集中しており、返却後は無料送迎で空港ターミナルまで移動できます。

夜|新千歳空港で旅の締めくくり

レンタカーを返却したら、新千歳空港内で夕食やお土産選びを楽しみましょう。

空港内には、北海道グルメや限定スイーツを味わえる店舗が集結しています。

店舗名ジャンル特徴
北海道ラーメン道場ラーメン「えびそば一幻」「らーめん空」など人気店が並ぶ。
ロイズチョコレートワールドスイーツチョコ製造見学と限定商品購入が可能。
きのとやカフェスイーツ空港限定「焼きたてチーズタルト」が名物。
北海道どさんこプラザ土産店定番の白い恋人・六花亭などをまとめて購入可能。

空港の展望デッキから飛行機を眺めたり、温泉施設「新千歳空港温泉」でフライト前に入浴するのもおすすめ。

温泉利用者は休憩ラウンジも使えるため、夜便までの待ち時間も快適に過ごせます。

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夕方17〜19時台は空港の保安検査場が混み合うため、出発の90分前にはチェックインを済ませておくと安心です。

車なし:札幌を拠点に巡る2泊3日モデルコース

車がなくても、JR・地下鉄・市電を組み合わせれば、2泊3日で札幌とその近郊を十分に満喫できます。

ここでは、札幌の定番観光+北海道グルメ+夜景+温泉+買い物をバランスよく楽しめる現実的ルートを、1日ごとに紹介します。

午前|新千歳空港から札幌駅へ移動。街の入口「JRタワー」へ

新千歳空港に着いたら、最初の目的地は札幌駅。
空港からはJR快速エアポートが15分間隔で発着しており、乗り換えなしで約40分、1,150円で札幌中心部にアクセスできます。
車がなくても快適で、北海道らしい景色(石狩平野や牧草地帯)を車窓から楽しめます。

札幌駅に到着したら、まずはホテルへ荷物を預けて身軽に。
そのまま駅直結の**「JRタワー展望室 T38」**へ向かいましょう。
地上160mの展望台からは、碁盤の目のように整然とした札幌市街が一望できます。
北側には石狩湾、南には藻岩山が見え、初めて訪れる人でも街の位置関係を直感的に掴めます。

展望フロアにはカフェ「タワー・スカイ・サロン」も併設。
コーヒー片手に景色を眺めれば、移動の疲れを癒しつつ“北海道に来た”実感を味わえます。

午前のおすすめ立ち寄り先

スポット名所要時間特徴
JRタワー展望室 T38約45分札幌全体を見渡せる定番の出発地。朝は空気が澄んでいる。
北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)約30分レンガ造りの歴史建築。春は花壇、冬はライトアップが美しい。
ステラプレイス・アピア約30分お土産・雑貨・カフェが充実。移動の合間に休憩可。

補足として、札幌駅〜赤れんが庁舎までは徒歩5分ほど。
観光地が密集しているため、午前中は無理に動かず徒歩圏内で完結させると旅に余裕が生まれます。

昼|大通公園周辺でゆっくりランチ&カフェタイム

昼は札幌の中心「大通公園」へ。
札幌駅から徒歩でも約10分、地下鉄なら1駅でアクセスできます。
大通公園は全長約1.5kmの細長い公園で、噴水・花壇・屋台が並び、テレビ塔を背景にした写真撮影スポットとしても人気です。

天気の良い日はベンチで軽食ランチもおすすめ。
周辺には観光客に人気の飲食店が多く、北海道食材を活かしたメニューが揃います。

おすすめランチ(大通〜狸小路エリア)

  • 「スープカレーGARAKU」:開店前から行列のスープカレー店。野菜の甘みとスパイスが絶妙。
  • 「えびそば一幻」:札幌発祥の海老ラーメン。濃厚ながら口当たりが軽い。
  • 「札幌らーめん共和国」:札幌駅直結。複数の名店を一度に楽しめるフードテーマパーク。

ランチの後は「六花亭 札幌本店」や「大通ビッセ」でカフェタイム。
観光で歩き疲れた足を休めながら、北海道のスイーツをゆっくり味わいましょう。

カフェ休憩におすすめの店

店名特徴
六花亭 札幌本店北海道限定スイーツや喫茶メニューが豊富。観光の合間に最適。
モリヒコ & The Alternative地元ロースター。香ばしい深煎りコーヒーが人気。
大通ビッセ スイーツ「きのとや」「北菓楼」など北海道スイーツを一度に味わえる。

補足として、昼の時間帯は大通公園やテレビ塔展望台の混雑がピーク。
早めの昼食(11時台)+午後のゆったりカフェを意識することで、移動もスムーズになります。

午後|札幌市街をのんびり散策

午後は徒歩で札幌市内の主要観光地をゆっくり巡ります。
札幌の街は碁盤の目状に整備されているため、初めてでも迷いにくい構造です。
徒歩圏で効率よく回るには、「札幌駅 → 時計台 → 大通公園 → 狸小路商店街」の順がおすすめです。

スポット所要時間特徴
札幌時計台約20分明治時代の木造建築。札幌のシンボル的存在。
大通公園約30分花壇や噴水が整備された市民の憩いの場。テレビ塔展望も可能。
狸小路商店街約40分約1km続く屋根付きアーケード。お土産や飲食店が充実。

狸小路商店街は天候に左右されない観光スポットとして人気。
雑貨・和菓子・コスメなど北海道限定商品が揃い、観光客にも地元民にも愛されています。
特に「サッポロスーヴェニールショップ」や「北一硝子札幌店」は、旅の思い出にぴったりのアイテムが豊富です。

途中、地下歩行空間「チカホ」を利用すれば、寒い季節でも快適に移動できます。
カフェやベンチも多く、時間を気にせずゆったり過ごせるのが特徴です。

夜|すすきのでグルメと夜景を満喫

夜は地下鉄南北線で「すすきの駅」へ(大通駅から1駅)。
札幌随一の繁華街として知られ、ジンギスカン・寿司・海鮮丼など北海道グルメが勢揃いしています。
せっかくなら、初日のディナーは地元でも人気の名店を訪れましょう。

おすすめディナー店

  • 「成吉思汗だるま 本店」:行列必至のジンギスカン老舗。香ばしい脂とタレの相性抜群。
  • 「海味 はちきょう」:名物“つっこ飯”(イクラかけ放題)が大迫力。観光客にも人気。
  • 「根室花まる 南3条店」:回転寿司ながらネタの鮮度が高く、コスパも良好。

食後は、徒歩圏の**「ノルベサ観覧車」**や「中島公園」を散歩するのがおすすめ。
観覧車からの夜景は、遠くまで光が続く札幌の都市美を一望でき、昼とは違った表情を見せます。

中島公園方面は静かで落ち着いた夜の雰囲気。
ライトアップされた池や木々を眺めながら、旅の初日をしめくくるのに最適です。

補足として、すすきのエリアのホテルを選べば、夜でも徒歩圏で完結。
地下鉄の最終は23時前後なので、夜遅くまで食事を楽しむ場合も安心です。

2日目|札幌近郊の自然と街をゆったり満喫

午前|円山・宮の森エリアで自然とカフェ巡り

朝は地下鉄東西線で「円山公園駅」へ(札幌駅から約10分)。

都会の喧騒を離れ、緑と静寂に包まれた札幌の高級住宅街・円山エリアを散策します。

円山公園は、春の桜や秋の紅葉が特に美しく、地元民の朝散歩コースとしても人気です。

スポット名所要時間特徴
北海道神宮約1時間北海道の開拓守護神を祀る神社。境内の木々や鳥の声が心地よい。
円山公園約40分四季を通して自然が豊か。リスや野鳥の姿も見られる。
円山動物園約1.5時間シロクマやレッサーパンダなど人気動物多数。バリアフリーで歩きやすい。

朝の神宮は空気が澄んでおり、神聖な雰囲気が漂います。

散歩後は、円山エリアの人気カフェでブランチを。

観光客だけでなく、札幌市民が普段使いする落ち着いた名店が揃っています。

おすすめカフェ・ブランチスポット

  • 「アトリエ・モリヒコ」:札幌発の人気カフェ。木の温もりある空間でゆっくり過ごせる。
  • 「カフェ ブルー」:ベリー系パンケーキが有名。女性客に人気。
  • 「円山ぱんけーき」:しっとり系パンケーキ。モーニングにもぴったり。

補足として、円山公園〜動物園〜神宮はすべて徒歩圏内。

午前中は移動を最小限にし、札幌の自然とカフェ文化をじっくり味わう時間に使うのがおすすめです。

昼|白石・菊水エリアで地元グルメランチ

午前の円山観光を終えたら、地下鉄東西線で「菊水駅」へ(円山公園から約20分)。

観光地としては控えめなエリアですが、地元民が通う名店が集まる“食の穴場”です。

混雑が少なく、ゆったりとしたランチタイムを過ごせます。

おすすめランチスポット(白石・菊水周辺)

  • 「麺屋 彩未」:札幌味噌ラーメンの代表格。濃厚ながら優しい甘み。行列ができるほどの人気。
  • 「カレー食堂 心」:スープカレー発祥の一角。野菜の旨味が深く、スパイス控えめで食べやすい。
  • 「ラーメン信玄 南6条店」:札幌ラーメンの老舗。地元ファンも多い。

食後は、徒歩または地下鉄で「東札幌駅」へ移動し、サッポロファクトリーを訪れるのがおすすめです。

スポット名所要時間特徴
サッポロファクトリー約1.5〜2時間レンガ造りの複合施設。ショッピング・食・地ビールが楽しめる。
ファクトリーレンガ館約30分写真映えする赤レンガ建築。屋内カフェでのんびり休憩も可能。

旧サッポロビール工場跡地をリノベーションした施設で、北海道限定グッズ、クラフトビール、雑貨、地元スイーツなどが揃います。

時間があれば「サッポロビール博物館」(バスで約15分)に寄り道するのも良いでしょう。

昼食〜ファクトリーまでは移動距離が短く、徒歩・地下鉄だけで完結。

天候に左右されず過ごせる屋内型観光としても最適です。

午後|北広島でショッピングと北海道スイーツ

午後は札幌駅へ戻り、JR快速エアポートで「北広島駅」へ(約25分)。

駅から無料シャトルバスで三井アウトレットパーク札幌北広島へ向かいます。

札幌近郊では最大規模のショッピングモールで、ファッション・雑貨・スイーツが揃う人気スポットです。

スポット名所要時間特徴
三井アウトレットパーク札幌北広島約2時間北海道ブランドからアウトドア系まで幅広いラインナップ。

館内は屋内通路で快適に回れ、道産グルメやカフェも豊富です。

おすすめカフェ・スイーツ(館内)

  • 「ルタオ」:小樽発の人気洋菓子店。チーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」は必食。
  • 「KINOTOYA」:札幌の名店。焼きたてチーズタルトが絶品。
  • 「北の味亭」:北海道定食・海鮮丼が揃うレストラン。旅の締めランチにも最適。

ショッピングだけでなく、屋内に観光案内コーナーもあり、翌日の移動ルート確認にも便利。

アウトレットには空港行きバスも発着しているため、旅行最終日に備えたお土産購入にも向いています。

休日は午後3時以降が混み合うため、13〜15時の間に訪問するのがおすすめです。

夜|札幌市内に戻り、静かな夜を過ごす

北広島から札幌駅へ戻り(約25分)、2日目の夜は落ち着いたディナーを楽しみましょう。

観光地ではなく、地元客が通う雰囲気の良い店を選ぶと満足度が高いです。

おすすめディナー店(札幌駅〜大通周辺)

  • 「エゾバルバンバン 札幌駅店」:北海道産チーズやワインが楽しめる洋食バル。
  • 「北海しゃぶしゃぶ」:ラムしゃぶ専門店。臭みがなく女性にも人気。
  • 「魚屋の台所 札幌総本店」:新鮮な海鮮をお手頃価格で楽しめる定食系居酒屋。

夕食後は、大通公園のライトアップや札幌駅前のイルミネーションを見ながらゆっくり散歩を。

天気が良ければ、再び「JRタワー展望室」から夜景を眺めるのもおすすめです。

昼とは違う光の札幌が楽しめます。

2日目の夜は翌日の空港移動を意識し、札幌駅周辺ホテルに宿泊するのが便利です。

「JRイン札幌」や「ホテル京阪札幌」は立地が良く、チェックアウト後も荷物を預けられます。

3日目|札幌から新千歳空港へ。旅の締めに“最後の北海道時間”を楽しむ

最終日は、移動時間とチェックアウトを考慮して行動範囲を控えめに設定。
午前は札幌市内または途中エリア(恵庭・北広島など)で軽い観光と食事を楽しみ、午後に新千歳空港へ向かいます。
空港自体も大きな観光施設として機能しているため、到着後もグルメやショッピングを堪能できます。


午前|ホテルチェックアウト → 札幌駅周辺でモーニング散歩

朝は少し早起きして、札幌の朝の街を散歩しましょう。
ホテルをチェックアウトし、荷物はフロントに預けて軽装で出発。
大通〜札幌駅周辺には、早朝から営業するカフェやベーカリーが多く、
「朝の札幌」を感じられる落ち着いた時間を過ごせます。

おすすめモーニング・朝カフェスポット

店名所在地特徴
モリヒコステイ&コーヒー札幌駅北口落ち着いた内装の人気ロースター。香り高いモーニングブレンド。
キノトヤカフェ 大通店大通公園そば北海道牛乳を使ったチーズタルトとソフトクリームが名物。
ブルクベーカリー 札幌本店大通エリア地元民御用達の老舗ベーカリー。ホテルブレッドが絶品。

朝食後は大通公園を再訪し、前日とは違う穏やかな空気を楽しむのもおすすめ。
時間に余裕があれば「北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)」や「札幌駅前通地下歩行空間」を再度散策し、
最後の札幌の風景を目に焼き付けましょう。

補足として、ホテルチェックアウトは通常10〜11時。
空港へ向かう電車を13時台に設定すれば、午前中をゆったり使えます。


昼前|札幌駅から南方面へ。“途中寄り道観光”を楽しむ

空港に直行する前に、途中エリアでの立ち寄り観光がおすすめ。
JR快速エアポートは途中で「北広島」「恵庭」「千歳」に停車するため、
1〜2時間の寄り道観光も現実的に可能です。

北広島:三井アウトレットパークで買い物&軽食

前日に行けなかった人は、再度「三井アウトレットパーク札幌北広島」へ。
札幌駅からJRで約25分、無料シャトルバスで約10分。
天候を問わず過ごせる屋内型施設で、ファッション・土産・スイーツが揃います。

おすすめ店舗

  • 「ルタオ」:小樽発のチーズケーキはお土産に最適。保冷バッグ付きで持ち帰りも安心。
  • 「KINOTOYA」:札幌を代表する洋菓子店。空港よりも品揃えが豊富。
  • 「北の味亭」:ジンギスカンや海鮮丼の定食メニューが人気。

買い物後は、アウトレット発の空港行きバス(約40分)でそのまま移動可能。
札幌経由に戻らず空港へ直行できるため、時間効率が高いルートです。


恵庭:ガーデンと花の街で“自然の締めくくり”

自然を感じたい人は、「恵み野駅」または「恵庭駅」で下車(札幌からJRで約30分)。
駅からタクシーまたはバスで「えこりん村」へアクセスできます。

スポット所要時間特徴
えこりん村約1.5時間羊の放牧やガーデン散策が楽しめる観光牧場。
銀河庭園約1時間英国風の庭園。四季ごとの花が美しく整備されている。
テラスレストラン「らくだ軒」約40分牧場産食材を使ったランチが人気。

花と牧場風景に囲まれた空間は、旅の最後にふさわしい穏やかな時間を提供してくれます。
小さな子連れ旅行にも適しており、カフェ併設で休憩にも最適。

補足として、恵庭駅から新千歳空港まではJRで約15分。
自然を満喫しながら、空港アクセスも非常にスムーズです。


午後|新千歳空港で“最後の北海道グルメ”を楽しむ

旅の終盤は、新千歳空港を観光地として楽しみましょう。
空港内は「北海道ラーメン道場」「スイーツエリア」「温泉」まで揃う一大複合施設です。
出発2〜3時間前に到着すれば、食・買い物・リラックスのすべてを満喫できます。

おすすめグルメ&体験スポット

エリア店舗・施設名特徴
北海道ラーメン道場えびそば一幻・白樺山荘 など北海道各地のラーメンが一堂に集結。味比べも可能。
スイーツ・デリエリアROYCE’・花畑牧場・きのとや北海道スイーツの定番が勢ぞろい。試食や限定商品も多数。
新千歳空港温泉国内線4F出発前に入浴できる天然温泉。飛行機を眺めながら露天風呂を楽しめる。
シアター・ドラえもんわくわくスカイパーク国内線3F子連れに人気の体験エリア。

空港はレストランの混雑が激しいため、ランチタイムを避けて15時前後に食事を取るのが快適です。
出発前に温泉で疲れを癒すのもおすすめ。旅の最後まで北海道らしい贅沢を味わえます。

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夕方〜夜|出発

搭乗手続きは出発時刻の1時間前を目安に。
お土産や荷物の整理は早めに済ませ、空港でゆったりと過ごしましょう。

最後におすすめの空港限定お土産

  • 「六花亭 マルセイキャラメル」:空港限定パッケージ。濃厚で人気。
  • 「きのとや 空港限定焼き立てチーズタルト」:出来立てをその場で。
  • 「ROYCE’生チョコ 北海道限定版」:定番ながら常に売れ筋上位。

空港ロビーからは、夕暮れ時の滑走路や遠くの山並みが見渡せます。
飛行機の離陸を眺めながら、2泊3日の旅を静かに締めくくりましょう。

札幌〜小樽を巡る2泊3日モデルコース

北海道観光の定番ルート「札幌と小樽」は、電車でも車でもアクセスしやすく、2泊3日でゆったり楽しめます。
札幌の都市的な魅力と、小樽のレトロな港町の雰囲気を両立できるため、
初めての北海道旅行にも最適なバランス型コースです。

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1日目|札幌中心部を満喫する

車なしプラン

新千歳空港からJR快速エアポートで札幌駅へ(約40分・1,150円)。
ホテルに荷物を預けたら、徒歩と地下鉄で市街地観光を開始します。

おすすめルート
札幌駅 → 赤れんが庁舎 → 大通公園 → 札幌テレビ塔 → 狸小路商店街

スポット所要時間特徴
JRタワー展望室 T38約40分札幌全体を見渡せる地上160mの展望台。
北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)約30分歴史的建造物。フォトスポットとして人気。
大通公園・テレビ塔約60分季節の花壇や屋台を楽しめる。展望台から夜景も◎。

昼は大通周辺で北海道グルメを堪能。

  • 「スープカレーGARAKU」:観光客に人気の定番。
  • 「えびそば一幻」:海老スープの濃厚ラーメン。
  • 「六花亭 札幌本店」:限定スイーツとカフェ。

夜は地下鉄で「すすきの」へ移動し、ジンギスカンや海鮮料理を楽しみましょう。
「成吉思汗だるま」や「海味はちきょう」が定番人気です。


車ありプラン

新千歳空港のレンタカーカウンターで車を借り、道央自動車道経由で札幌市内へ(約60km・1時間)。
市内の駐車場付きホテルにチェックインし、午後からゆっくり観光を始めます。

おすすめドライブルート(午後)
新千歳空港 → 輪厚PAで休憩 → 大通公園 → 円山公園 → 藻岩山展望台

スポット所要時間特徴
円山公園・北海道神宮約1.5時間緑豊かで落ち着いた雰囲気。参拝や散歩に最適。
藻岩山展望台約2時間ロープウェイで山頂へ。札幌の夜景は「日本新三大夜景」。

夕食は市街地へ戻り、「すし善」や「開陽亭」など車でも行きやすい店舗で北海道食材を満喫。
夜は市内のホテルに宿泊。

補足:市内は駐車場が混み合うため、宿泊先の駐車場を事前予約するのが望ましいです。


2日目|小樽を1日で巡る

車なしプラン

JR札幌駅から「快速エアポート小樽行き」で約45分。
海沿いを走る車窓の景色が美しく、鉄道旅のハイライトにもなります。

おすすめ観光ルート(徒歩+バス)
小樽駅 → 小樽運河 → 堺町通り → 北一硝子・オルゴール堂 → 南小樽

スポット所要時間特徴
小樽運河約40分倉庫群と石畳の散歩道。昼と夜で雰囲気が異なる。
北一硝子三号館約40分手作りガラス体験が可能。
小樽オルゴール堂約30分アンティーク調の建物と音色が人気。

昼食は「海鮮丼エリア」として有名な「三角市場」または「出抜小路」へ。

  • 「たけだ」:新鮮なウニ・イクラ丼。
  • 「味処たけだ」:地元漁師が営む人気店。
  • 「政寿司 本店」:観光客に人気の本格寿司。

午後は堺町通りをゆっくり散策し、帰りは小樽駅前の「ルタオ本店」でチーズケーキをテイクアウト。
夕方の快速で札幌へ戻り、ホテルでゆっくり過ごします。


車ありプラン

朝、札幌市内を出発し、小樽へ向けてドライブ(札樽自動車道経由 約45分)。
途中、「張碓展望台」や「銭函海岸」で景色を楽しみながら進みます。

おすすめドライブコース(午前)
札幌 → 銭函 → 小樽運河 → 天狗山展望台

スポット所要時間特徴
銭函海岸約30分穏やかな海とカフェが並ぶドライブ人気エリア。
小樽運河約40分石造倉庫群が並ぶレトロ街道。
天狗山展望台約1時間ロープウェイでも車でも登れる。小樽港の全景が見渡せる。

昼は運河沿いのレストランでランチ。

  • 「小樽洋菓子舗ルタオ パトス」:スイーツプレートが人気。
  • 「海猫屋」:古い倉庫を改装した海鮮洋食店。

午後は「小樽オルゴール堂」や「北一硝子」で買い物。
日没までに札幌へ戻れば、1日で十分楽しめます。

補足:小樽運河周辺は駐車場が有料(1時間300〜400円程度)。
「小樽運河ターミナル」周辺が観光に便利です。


3日目|札幌〜空港への帰路とおみやげ散策

車なしプラン

ホテルをチェックアウト後、札幌駅でお土産を購入し、早めに新千歳空港へ。
空港まではJR快速エアポートで約40分
空港内は観光施設のように充実しているため、半日いても飽きません。

おすすめ空港グルメ・ショッピング

店舗特徴
北海道ラーメン道場道内の名店が集結(えびそば一幻、白樺山荘など)。
ROYCE’・六花亭・きのとや空港限定スイーツが豊富。
新千歳空港温泉出発前のリラックスに最適。

飛行機の出発2〜3時間前に空港へ到着すれば、食事・買い物・温泉のすべてをゆったり楽しめます。

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車ありプラン

札幌市内のホテルを出発し、レンタカーで新千歳空港へ(約60km・1時間)。
途中、「北広島アウトレット」や「恵庭のえこりん村」に立ち寄っても余裕があります。

途中立ち寄りおすすめスポット

スポット所要時間特徴
三井アウトレットパーク札幌北広島約1.5時間ファッション・土産・グルメが充実。空港へ直行バスあり。
えこりん村(恵庭)約1.5時間羊の放牧やガーデン見学が楽しめる自然体験型施設。

空港に到着したら、レンタカーを返却して出発準備。
返却は出発の2時間前を目安に行うと安心です。

札幌〜函館を巡る2泊3日モデルコース

札幌と函館は約250km離れており、北海道の中でも“長距離移動を含む旅”になります。
しかし、交通インフラが整備されており、鉄道・車どちらでも2泊3日で十分に観光可能です。
1日目は札幌を満喫し、2日目は函館を中心に観光、3日目は空港または札幌へ戻る構成です。


1日目|札幌中心部で北海道の都市文化と食を味わう

車なしプラン

新千歳空港からJR快速エアポートで札幌駅へ(約40分・1,150円)。
チェックイン後、徒歩・地下鉄で札幌中心部を観光します。

おすすめルート
札幌駅 → 赤れんが庁舎 → 大通公園 → 札幌テレビ塔 → 狸小路 → すすきの

スポット所要時間特徴
JRタワー展望室 T38約40分市街を一望できる人気展望スポット。
北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)約30分レトロ建築。夜はライトアップも美しい。
大通公園・テレビ塔約1時間札幌の中心。観光・ランチ・撮影に最適。

昼食は「スープカレーGARAKU」や「えびそば一幻」で北海道らしいランチを。
夜は「成吉思汗だるま」でジンギスカンを楽しみ、札幌駅・大通周辺に宿泊。


車ありプラン

新千歳空港のレンタカーカウンターで車を借り、道央自動車道経由で札幌市内へ(約1時間)。
午後は車で円山・藻岩山エリアを中心に観光します。

おすすめドライブルート
新千歳空港 → 札幌(チェックイン) → 円山公園 → 北海道神宮 → 藻岩山展望台

スポット所要時間特徴
円山公園・北海道神宮約1.5時間札幌屈指の自然スポット。参拝と森林散歩が楽しめる。
藻岩山展望台約2時間車+ロープウェイで登頂可。夜景は「日本新三大夜景」。

夜は市街地へ戻り、「すし善」や「開陽亭」で夕食。
宿泊は市街地または札幌南IC近くで翌日の出発をスムーズに。


2日目|札幌から函館へ移動し、異国情緒漂う港町を観光

車なしプラン

朝、札幌駅から特急「北斗」に乗車(約3時間50分・指定席9,000円前後)。
10〜11時ごろ函館駅に到着するダイヤを選ぶと、日中にしっかり観光できます。

おすすめ観光ルート(公共交通・徒歩)
函館駅 → 朝市 → 元町エリア → ベイエリア → 函館山夜景

スポット所要時間特徴
函館朝市約1時間活イカ釣りや海鮮丼が人気。朝から活気ある港町の空気を満喫。
金森赤レンガ倉庫約1時間買い物・カフェ・夜景撮影スポット。
元町エリア(ハリストス正教会など)約1.5時間異国情緒溢れる建築群。坂道からの景観が美しい。
函館山展望台約2時間夜景の名所。ロープウェイまたはバスでアクセス可。

昼食おすすめ

  • 「どんぶり横丁市場」:新鮮なウニ・イクラ丼。
  • 「ラッキーピエロ ベイエリア本店」:函館名物のご当地バーガー。
  • 「茶房 菊泉」:元町エリアの古民家カフェ。

夜は「函館山ロープウェイ」から夜景を鑑賞。
宿泊は「ラビスタ函館ベイ」や「ホテルWBFグランデ函館」など、観光地近くの温泉付きホテルがおすすめ。


車ありプラン

朝、札幌市内を出発し、道央自動車道を南下。
途中の「長万部」「森町」などで休憩しながら、約4時間30分のドライブです(約250km)。
朝7〜8時出発で、昼前には函館到着が目安。

おすすめ途中立ち寄りスポット(道央道ルート)

スポット所要時間特徴
長万部温泉約30分ドライブ途中の休憩に最適。足湯あり。
森町・いかめし阿部商店約15分駅弁「いかめし」発祥の地。テイクアウト可。

函館到着後は、車で観光地を効率的に巡ります。

おすすめドライブルート(函館市内)
五稜郭公園 → 元町教会群 → ベイエリア → 函館山展望台

スポット所要時間特徴
五稜郭公園約1時間五角形の星形要塞。展望タワーからの景色が圧巻。
金森赤レンガ倉庫約1時間観光ショッピングの定番。カフェも多数。
函館山展望台約1.5時間ドライブウェイでも登頂可能(4〜11月のみ)。

昼食はベイエリアの「ラッキーピエロ」または「ハセガワストア(やきとり弁当)」で手軽に函館グルメを堪能。
夜はホテルで温泉に入り、函館の夜を満喫。


3日目|函館から空港または札幌へ戻る

車なしプラン

朝はホテルでゆっくり朝食を取り、午前中に「五稜郭公園」や「トラピスチヌ修道院」を観光。
午後は函館空港へ移動し、帰路へ。

スポット所要時間特徴
五稜郭タワー約1時間展望台から五角形の城郭を一望。
トラピスチヌ修道院約1時間ヨーロッパ風の美しい修道院。女性修道士の手作り菓子も人気。

函館空港までは、ベイエリアからバスで約25分。
空港到着後は、出発まで「北海道ラーメン道場」や「スイーツショップ」で最後の味覚を楽しみましょう。

もし時間がある場合は、特急「北斗」で札幌に戻るルート(約4時間)も選択可能です。


車ありプラン

朝、函館市内を出発。
帰路は札幌へ戻るか、函館空港でレンタカーを返却して飛行機に搭乗。

札幌方面へ戻る場合

  • 函館 → 長万部 → 札幌(約4時間30分)
    途中、大沼公園に立ち寄るのがおすすめ。
スポット所要時間特徴
大沼公園約1.5時間湖と駒ヶ岳の絶景。散策・ボート遊びも可能。
森町PA約20分名物「いかめし」を再度購入できる人気休憩所。

空港利用の場合(帰京など)
函館市内 → 函館空港(約20分)
空港でレンタカー返却後、出発まで時間があれば「函館空港温泉(展望風呂付)」でリラックスできます。

北海道2泊3日ツアーを選ぶ際のポイント

  1. 出発地別の価格比較
     東京発・大阪発・名古屋発で価格差あり。エアトリではLCC利用で往復20,000円台のプランも。
  2. ホテルグレードと立地
     楽天トラベルでは駅近ホテルが豊富。移動効率を優先するなら札幌駅周辺が便利。
  3. 季節別おすすめ
     - 夏(6〜8月):富良野・美瑛の花畑ドライブ
     - 秋(9〜10月):紅葉シーズンの大沼公園
     - 冬(12〜2月):小樽雪あかりの路、函館イルミネーション

初めての北海道2泊3日旅行におすすめの過ごし方

  • 無理な移動を避け、1日1〜2都市が目安
  • 食事は地元レビュー上位(食べログ3.5以上)の店を事前チェック
  • レンタカー利用時は「スタッドレスタイヤ対応」「ETC付き」を条件に検索
  • 旅行中は楽天トラベルアプリで宿泊・観光情報を一括管理

まとめ:限られた2泊3日でも北海道の魅力は十分体験できる

札幌・小樽・函館を中心にすれば、移動時間を最小限に抑えつつ、食・景色・歴史をバランスよく楽しめます。
車がなくてもJRで快適に移動可能ですが、じゃらんレンタカーを使えば時間の自由度が上がり、郊外観光も容易になります。
楽天トラベルやエアトリのパッケージを活用して、自分に合った北海道2泊3日旅行を計画しましょう。

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