札幌のB級グルメ完全ガイド|地元民が愛するソウルフードまとめ

幌を訪れるなら、観光名所や海鮮グルメだけでなく「札幌のB級グルメ」も外せません。
地元民の生活に根づいたソウルフードには、旅先でしか味わえない“日常の味”があります。
みよしのの餃子カレー、どんぐりのちくわパン、布袋のザンギなど、どれも札幌らしさを感じられる逸品ばかり。
本記事では、地元密着の店舗やメニューを価格・特徴とともに紹介し、観光や出張の合間でも立ち寄りやすい店舗情報をまとめました。
札幌のB級グルメとは?観光客にも愛されるローカルの味
札幌のB級グルメとは、地元住民が気軽に通う大衆的な飲食店やローカルチェーンの人気メニューを指します。
価格は500円〜1,000円前後と手頃で、観光客でも入りやすい雰囲気が特徴です。
札幌には、観光地化された高級海鮮店とは別に、日常的に通える「ソウルフード文化」が存在します。
たとえば、狸小路商店街周辺には昔ながらのカレー屋やラーメン屋が点在し、朝食や仕事帰りの軽食として利用されています。
札幌B級グルメおすすめ比較表
以下は、地元民にも観光客にも人気の“札幌ソウルフード”を厳選した一覧です。
実際に味わった印象や価格を含め、わかりやすく比較しています。
店名・メニュー | 価格目安 | 特徴・魅力 | エリア |
---|---|---|---|
みよしの(ぎょうざカレー) | 約450円 | 餃子とカレーの異色コラボ。札幌市民の定番ランチ。 | 中央区・狸小路 |
布袋(ザンギ定食) | 約900円 | 大ぶりでサクサク。タルタル付きが人気。 | 中央区南一条西8丁目 |
どんぐり(ちくわパン) | 約200円 | ツナ入りちくわを包んだ札幌発の惣菜パン。 | 各店舗(市内) |
串鳥(焼き鳥) | 1本約180円 | 炭火焼き・もちベーコンが名物。 | 札幌駅・すすきの |
味の三平(味噌ラーメン) | 約900円 | 味噌ラーメン発祥の老舗。シンプルで深みある味。 | 大通 |
さえら(サンドイッチ) | 約800円 | カニ・フルーツなど具だくさん。女性客に人気。 | 大通地下街 |
やきそば屋(味変型焼きそば) | 約600円 | 自分でソースを選ぶ独自スタイル。 | 中央区南2条西5丁目 |
カリーハウスコロンボ(カツカレー) | 約950円 | ボリューム満点のカツカレー。地元サラリーマンの聖地。 | 大通・時計台近く |
信玄(味噌ラーメン) | 約900円 | 甘口スープとコク深い味噌が人気。 | 中央区南6条西8丁目 |
すみれ(ラーメン) | 約950円 | 表面の油膜が特徴の濃厚スープ。札幌味噌の象徴。 | 中の島本店ほか |
みよしのチェーン(カレー餃子定食) | 約600円 | 持ち帰りでも人気。手早く札幌味を体験できる。 | 各店舗 |
なると屋(若鶏半身揚げ) | 約1,200円 | 外はパリッ、中はジューシー。小樽発祥の鶏料理。 | 札幌駅近く |
味の時計台(ラーメン) | 約850円 | 北海道内外で愛される安定の味。観光客にも人気。 | 各地 |
札幌ドーム前「やきいもクラブ」(焼き芋スイーツ) | 約400円 | 冬限定の焼き芋スイーツ。寒い日のおやつに最適。 | 豊平区福住 |
牛かついち華(牛かつ定食) | 約1,200円 | ミディアムレア仕上げの牛かつを自分で焼くスタイル。 | すすきの |
ジャンル別おすすめ札幌B級グルメ
カレー・定食系
みよしのの餃子カレー
札幌ローカルの代名詞ともいえる「みよしの」。看板メニューの餃子カレーは、餃子の旨味とスパイス控えめのカレーが絶妙にマッチしています。
価格は400円台と手頃で、学生からサラリーマンまで幅広く愛されています。テイクアウトも可能で、ホテルでゆっくり味わいたい方にも最適です。
カリーハウスコロンボのカツカレー
大通エリアの老舗カレー店で、昼時は地元のビジネスマンで行列ができる人気店。
サクサクのロースカツにとろみのあるカレーがたっぷりかかっており、食べ応え十分です。
昭和の喫茶店を思わせる内装も雰囲気があり、札幌の“レトロB級ランチ”を味わえます。
牛かつ いち華の牛かつ定食
すすきのエリアにある人気定食店。ミディアムレアに仕上げた牛かつを、自分で鉄板で炙って食べるスタイルが特徴です。
衣が薄く軽いため女性客にも好評で、ボリューム・満足感ともに抜群。1,000円台前半で贅沢気分を味わえる札幌の隠れた名店です。
揚げ物・肉料理系
布袋のザンギ
札幌市内でも屈指の人気を誇る中華料理店。名物のザンギ定食は1個が拳サイズで、外はカリッと中はふっくらジューシー。
タルタルソースや甘辛ダレを絡めて食べると絶品で、ボリューム感も申し分ありません。ランチ時は混み合うため、早めの来店がおすすめです。
なると屋の若鶏半身揚げ
小樽発祥ながら札幌でも人気の「若鶏半身揚げ」。皮はパリッと香ばしく、身はジューシーで食べ応え抜群です。
ビールとの相性もよく、夜ごはんにもぴったり。観光客だけでなく地元ファミリーにも愛される札幌B級の代表格です。
串鳥の焼き鳥
札幌発祥の居酒屋チェーン「串鳥」は、1本180円前後から楽しめる気軽な焼き鳥店。
炭火の香ばしさともちベーコンなど独自メニューが人気で、地元のサラリーマンが集う夜の定番スポット。
全席カウンターの支店も多く、ひとり飲みや観光終わりの一杯にもおすすめです。
麺類(ラーメン・焼きそば)
味の三平(味噌ラーメン)
札幌味噌ラーメンの発祥店として知られる老舗。濃厚ながらくどくないスープと、縮れ麺の絡みが絶妙です。
素朴な店構えで、観光客より地元客が多いのも信頼の証。札幌ラーメン文化を知るなら外せない一軒です。
すみれ(ラーメン)
札幌味噌ラーメンを全国に知らしめた有名店。スープ表面の油膜が特徴で、冷めにくく最後まで熱々のまま楽しめます。
濃厚な味わいと香り高いスープが寒冷地ならではの旨さを引き立てます。中の島本店のほか、新千歳空港店も人気です。
信玄(味噌ラーメン)
甘みのある味噌スープと香味油のバランスが絶妙な人気ラーメン店。
「信州」「越後」など味のバリエーションも多く、夜遅くまで営業しているため〆の一杯にも最適です。
やきそば屋(味変スタイル)
中央区にある学生御用達の焼きそば専門店。注文すると、味のない焼きそばが提供され、約10種類のソースから自分好みに味付けします。
自由な発想が楽しく、何度でも通いたくなる中毒性があります。
パン・軽食・スイーツ系
どんぐりのちくわパン
札幌市民の定番惣菜パン。ツナ入りちくわを柔らかいパンで包み、マヨネーズをトッピング。
他地域にはない独特の組み合わせで、一度食べるとクセになる味。お土産や朝食用にまとめ買いする人も多いです。
さえらのサンドイッチ
地下街ポールタウンにある人気のサンドイッチ専門店。具材の種類が豊富で、特にタラバガニサンドやフルーツサンドが有名。
テイクアウト利用も多く、朝食や軽いランチにぴったりです。
やきいもクラブの焼き芋スイーツ
札幌ドーム近くにある小さな屋台風店舗。寒い冬にぴったりの焼き芋やスイートポテトを販売しています。
素材の甘さを活かした自然な味わいで、観光の合間のおやつやテイクアウトに最適です。
札幌B級グルメを選ぶポイント
札幌のB級グルメを楽しむ際は、次の3点を意識すると失敗が少なくなります。
- 価格とボリュームのバランスを重視する
500〜1,000円台で満足できるボリュームが理想です。 - 観光地へのアクセス
大通・狸小路・すすきの周辺なら徒歩で複数店を巡れます。 - 営業時間と混雑状況
人気店は昼時を避けて15時前後に訪問するのがおすすめです。
札幌ソウルフードを効率的に巡るコツ
- 市電1日乗車券(大人500円)を活用すると、主要グルメスポットを効率的に回れます。
- さっぽろ地下街グルメマップを入手すると、雨の日でも快適に食べ歩きが可能。
- ホテルの朝食付きプランでは、どんぐりや地元パン店と提携している宿もあります。
まとめ:札幌のB級グルメで旅をより深く楽しむ
札幌のB級グルメは、派手さよりも“日常の味の奥深さ”が魅力です。
みよしのや布袋のようなローカルチェーンを訪ねることで、地元の暮らしや文化を肌で感じられます。
観光名所だけでなく、こうした“普段着のグルメ”を旅程に加えることで、札幌の印象が一段と豊かになるでしょう。